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Powder Searchの使い方
Powder Searchの使い方について説明します。
1. 観測地点の検索
観測地点の検索方法には以下の4つの方法があります。
地図から調べるすべての観測地点を地図上から検索
エリアから調べる都道府県単位(北海道は振興局単位)で観測地点を検索
山から調べる目的の山を中心に周囲の観測地点を検索
スキー場から調べる目的のスキー場を中心に周辺の観測地点を検索
下図は『エリアから調べる』で長野県を表示させた例です。地図上のマーカーをタップorクリックすると、地点名と最新の観測データ(一部)がポップアップ表示されます。
マーカーの色は6時間降雪量を表しています(グレーの場合は5cm/6h未満もしくはデータなし)。

マーカーの番号は地図の下に表示される観測地点リストの番号です(『地図から調べる』では番号表示はありません)。

ポップアップ内の『詳細データへ』もしくは観測地点リストの該当地点を選択すると、各観測地点の観測データページへ移動します。

2. 観測地点データページ
  • データの読み方
  • 各観測地点の観測データページでは、3日間、10日間、30日間の観測データ推移をグラフで確認できます。

    また、3日間、10日間については毎時の数値データ、30日間については毎日のサマリーデータ(最低気温、最高気温、総降水量、総日照時間、降雪量、沈降量)を確認できます。
    各観測項目の読み方は下記のとおりです。観測項目は地点ごとに異なり、場合によっては欠測となる項目もありますので注意してください。

    積雪以外の項目はグラフの下方に延びるほど冬型が強まるイメージです(北寄りの風が強く吹き、気温が下がり、日照時間が減り、降水量が増える)。
    気温単位:℃, 読み軸:左軸
    降水単位:mm(マイナス表記), 読み軸:左軸, 例:-3 -> 3mmの降水
    単位:m/s, 北寄りの風(西~北~東北東)→マイナス表記,南寄りの風(西南西~南~東)→プラス表記, 読み軸:左軸, 例:-5 -> 北よりの風5m
    日照日照時間60分を10とし、割合で表示, 読み軸:左軸, 例:8 -> 60*8/10=48分
    積雪単位:cm, 読み軸:右軸
  • ナビゲーションバー
  • 観測データの期間(3,10,30日間)の切り替え、前日または翌日のデータへの移動、過去データ閲覧時に最新のデータへの移動、観測地点の地図情報参照にはページ上部のナビゲーションバーを使用します。 下図の黄色枠内の各項目をタップします。
    ※スマートフォンやタブレットを使用している場合
    グラフを左右スワイプすると前日・翌日データへの移動が可能です。また、10日間、30日間のグラフ内をタップすると、該当日付のより短期間のページ(30日間の場合は10日間へ、10日間の場合は3日間へ)に移動します。 例えば、下図のような10日間データで黄色枠内をタップすると、11/9時点の3日間のページに移動します。
  • 数値データと過去データ検索
  • ページ下部では、数値データの表示と過去データ検索ができます。
    『数値データを表示する』(30日間の場合は『サマリーデータを表示する』)をタップすると、下図のような毎時の数値データが表示されます。

    このままグラフ表示を固定したまま数値データのみスクロールしてデータ閲覧は可能ですが、『データウィンドウを拡大する』をタップすると、画面全体をスクロールして数値データを閲覧することができます。

    各観測項目に加え、降雪量(1時間あたりの積雪増加量)を掲載しています。 プラス値は降雪、マイナス値は沈降を表します。

    なお、積雪深データは他の観測項目と比較して異常値が報告されることが多いため、明らかに異常な数値変化(1時間あたりの降雪量が±30センチ以上)がある場合は、 降雪欄に※を表示し、後述するパウダーランキングのための集計データとしては採用されません。
    過去データ検索は、閲覧中の観測地点の過去のデータを日付を指定して検索できます(本年度と昨年度)。

    最初にデータ期間(3日間、10日間(昨年度は1週間)、30日間(昨年度は2週間))を選択してください。 データの蓄積状況または本年度新規登録地点など、過去データが存在しない場合もあります。

    3. パウダーランキング
  • 概要
  • どこの雪がいいのか、独自の基準でランキングづけしました。降雪量と降水量があります。全国版の他、地方版(北海道、東北、東中日本、西日本)があります。

  • エントリー条件
  • (1) 期間内で累積降雪量が10cm(6Hの場合は5cm)以上あること。
    (2) 期間内で累積降雪量が累積沈降量の2倍以上あること(※1)

    ※1 観測器不調などによるデータの暴れや、降っても積もらない状況を排除するため。2倍というのは暫定値で、状況によっては変更する可能性があります。

  • ランキング判定基準
  • 以下の(1)->(2)->(3)の順に順位付けしています。沢山積もって、鮮度が落ちてなくて、減りも少ないものを上位としています。

    (1) 累積降雪量(※2) 期間内の積雪深の増加量のみの累積値。多いほうが高位。
    (2) 積雪の鮮度 期間内の最高積雪深からの経過時間。0(ゼロ)が最高位。
    (3) 累積沈降量(※2) 期間内の積雪深の沈降量のみの累積値。0(ゼロ)が最高位。

    ※2 +30cm/h以上、-30cm/h以下のデータは異常値として累積対象から除外します。

  • ランキングの読み方
  • 6時間・12時間・24時間・48時間のランキングがあります。今最もホットな地点をチェックするには6時間がおすすめです。

    トップページに掲載しているランキングや、Tweetしているランキングは6時間です。

    一方、この寒気・低気圧でどれだけ降ったかをチェックするなら、12時間・24時間が最適です。降っている期間が長ければ、48時間でもよいかもしれません。

  • 過去データ検索
  • 観測地点のデータ同様、過去のランキングを検索できます(本年度と昨年度)。最初にデータ期間(6時間、12時間、24時間、48時間)を選択してください。

    4. 気象庁レーダー解析・降水予報・降雪予報
  • 概要
  • 気象庁が提供する、高解像度降水ナウキャスト、降水ナウキャスト、降水短時間予報、解析積雪深、解析降雪量、降雪短時間予報のデータを地図上に表示します。観測地点の無いエリアの積雪・降雪状況の把握、今後の降雪見通しを知るのに役立つでしょう。

  • 提供情報
  • (1) 降水実況(3/2/1時間前, 現在)
    (2) 降水予報(1/2/3/4/5/6時間後)
    (3) 過去6時間降雪分布
    (4) 降雪予報(6時間)
    (5) 積雪深分布
    ※(1),(2)の降水実況・予報は、地図右側に表示されるスライダーで時刻操作します。

    デフォルトでは表示されませんので、地図右上のレイヤー選択ボタンから表示するデータを選択してください。各情報の観測・発表日時は地図右下に表示されます。情報が古い場合はページの再読み込みをしてください。なお、数値レベルを示すカラーチャートがPowder Searchとは異なります。データを選択すると地図左側に判例が表示されますので、そちらを参考にしてください。また、地図左上の矢じりアイコンをクリックすると、現在地を取得し、周囲の詳細地図に移動します。
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